白魔女さつきの宴のレシピ

ファンタジックなものをおもに投稿したいと思っています。西洋風か和風のファンタジーどちらにしようか迷ったのですが、もしかしたら両方を投稿します。

叙情詩~ナイフ~

何に使うのか分からないまま

背伸びしてた気がするよ


戦うためだと言ったって

守るかどうかは曖昧で

それが優しいのかとあやふやで

夏に雪が降るような

きっかいな絵画を描いてたんだね


見たらいけないんじゃないかって

残酷な無邪気をやらかした


真実は美しいけれど

この世は綺麗だけれど

それを例える言葉が見つからない


対比する蔭は、混じりけでたくさんで

面白いような錯覚がするくらいに


寝息とドレスを切り裂くのは 厭だなぁ

代わりがあればいい この空模様にも


やっぱりそうなんだ、君なんだ

解ったつもりのキューピッドの矢

味をつけそうな胸を射るそれは

僕を眠りに誘うのだろう


降り積もった雪に白を重ねて

晴天雨は踊りたくなって

なんで君がいないのか思い出すのかも


探してみて、待ってみて・・・

何が足りなかったんだろうな


出された課題なのか君なのか

抱きしめたい


昔ナイフを渡されて

何かを傷つけることが

当たり前だと思った罪を


言の葉から、花風吹くような

冴えたやつになりたいな


鳥がさえずるのが当然かのように





ー☆ー