白魔女さつきの宴のレシピ

ファンタジックなものをおもに投稿したいと思っています。西洋風か和風のファンタジーどちらにしようか迷ったのですが、もしかしたら両方を投稿します。

妖精がひろった魔法の杖のゆくえ

「なんだこりゃ?」


とある妖精が魔法の森でひろったのは

不思議なえだ。


あまりにも不思議な気がしたので、

妖精の里に持って帰りました。


そこにいたのは魔法使いで、

どうやら不思議なえだは、

魔法使いの落とし物。


返してくれたら

お礼をする

言われ、しぶしぶ渡します。


魔法使いの手元で、

えだは、つえの大きさになりました。


地面に大きな布を敷いて、

魔法使いが

魔法のつえを振るうと、

木になった食べ頃の木の実だけが

たくさん布の上に落ちてきました。


歓声があがります。


喜んで木の実をひろう妖精たち。


「素直に返してよかったぁ」


不思議なえだをひろった妖精は、

今度は木の実ひろいに夢中です。





ー魔法の森の住人ー