妖精がひろった魔法の杖のゆくえ
「なんだこりゃ?」
とある妖精が魔法の森でひろったのは
不思議なえだ。
あまりにも不思議な気がしたので、
妖精の里に持って帰りました。
そこにいたのは魔法使いで、
どうやら不思議なえだは、
魔法使いの落とし物。
返してくれたら
お礼をする
と
言われ、しぶしぶ渡します。
魔法使いの手元で、
えだは、つえの大きさになりました。
地面に大きな布を敷いて、
魔法使いが
魔法のつえを振るうと、
木になった食べ頃の木の実だけが
たくさん布の上に落ちてきました。
歓声があがります。
喜んで木の実をひろう妖精たち。
「素直に返してよかったぁ」
不思議なえだをひろった妖精は、
今度は木の実ひろいに夢中です。
ー魔法の森の住人ー
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