ガーデンファントム【天使のお茶会】
森に迷い、話し声の気配に近づく。
茂みは拓かれていて、
クロスまでしかれたテーブルに椅子。
紅茶とブランデーと茶菓子とチョコ滝。
席には背中に白い翼を持つ者たち。
ひとりが立ち上がり、
ヴァイオリンを弾きはじめる。
どうやら秘密のお茶会に
でくわしたようだ。
天使と目が合いそうな気がした時、
夢から覚めた。
あの時
夢の中でも
話しかけていたら、
きっと僕はこの画を描かなかった。
天使画展示会での、僕の謎の言葉。
ファントムは天使に唄をさえずる。
箱庭の意味が変わるまで。
ー☆ー
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。