ファンタジーのブログ記事
ファンタジー(ムラゴンブログ全体)-
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昨日は晴れていました。 今日は雨です。 雨のあと、綺麗な虹がでました。 それを見た白い花が、 虹にお願いをします。 「虹色になってみたい」 「空に消える代わりに、どれ、溶けてみよう」 虹色を吸った白い花が、虹色になりました。 以来虹は、姿を見せるたび いつの間にか 空に消えるんだそうです。 ー空想... 続きをみる
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エルフがひとり、川沿いの岩田に座り、読書をしている。 時間は昼前で、 その日の天気は陽光が優しかった。 「腹が減ってきたぞ」 エルフの側に飛んできた妖精は男の子で、四季の葉の色に変化する特別製の服を着ています。 「・・・ん?」 「だから、腹が減ってきたぞっ」 「あれは、なんだ?」 よくよく見てみる... 続きをみる
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「なんだって!?虹色の花?」 妖精図書館の中、空想屋係フセンが驚いて椅子から立ち上がります。 「蝶の羽根のビタが見つけた、って」 「さっそくスケッチの用意だっ。知らせてくれてありがとうっ」 「いいって。今、食べれるかどうか食料調達係の調べ入って、多分ルーアンも現場に・・・ああ、もういない・・・」 ... 続きをみる
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まだ若い小麦畑に、説明書つきのミステリーサークルができていた。 説明書の方が解読対象になる下手文字、 メディアは ミステリーサークルてはなく、 説明書にあった通り、 ミステリアス・サークル ととりあげた。 UFOも見つかり、 人々は宇宙人の存在に色めき立った。 交配についての立候補まであったのは、... 続きをみる
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甘い芋を 洗いまして 切りまして 魔法でもって チン を して 蒸かしまして あらめに 潰して 鍋の中の ミルクに入れて コンソメの 素を入れて 火にかけて 塩コショウで 味を ととのえ 混ぜて 煮る そしたら できあがり 器に移して 乾燥パウダー パセリか バジルを かけまして そしたら でき... 続きをみる
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大きな水門の 門番になることになった 弟のために、 弁当を持参する女がいた。 水門の持ち主の息子は、 優しく賢く働き者の美男子。 その美男子がみそめたのが、 水門の番人 ラリック・リリーズの姉だ。 ふたりは惹かれあい、 やがて結婚することになった。 ただひとつ、 問題があった。 水門の番人は、 占... 続きをみる
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旅の通りがかり、漁村近くを歩いている時だった。 手前向こうに、車輪を付けた家が見えた。ふと屋体なのかと思ってみるが、大きさと運ぶ人数が、それを払う。 気になったので寄り道を決めて、向こう側へと移動している間に、車輪を付けた家は、たたきのような所から海へと落とされた。 どうゆうことなのかたずねると、... 続きをみる
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「あれ?あのこの羽根、なに?」 「ああ、ビタだよ」 「蝶の羽根?」 「そう、蝶の羽根のビタ。お届け物係」 「ほ~・・・なかなか可愛いね」 「あっ。ルーアンもいる」 「ルーアン?あの美女?どこ?」 「最近、ビタとルーアン、仲良し」 「あ。空想屋係のフセンだ・・・髪の毛、短くなってる~」 「さぁ、仕事... 続きをみる
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色んな濃淡のある緑色の一面。 そこに、よもぎを見つける。 虫はついておらず、食べ頃だと思う。 「パン作りによさそうだ」 空想屋係の妖精フセンが、隣でメモをしている。 なんでも食べ物小説を書いてみたいらしく、食料調達係の仕事に同行している。 なぜか僕が主な担当だと思われ、質問されてはメモされる。 ま... 続きをみる
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ビックリ・マザーと言えば、妖精作家として有名。 妖精的意外な展開が売りの作品を主流としている大物だ。 ビックリ・マザーが起床して言う。 「夢を見たわ。花の幽霊たちを」 ビックリ・マザーは夢で見た場所に行くことにして、お供を連れて目的の沙漠の上に大きな葉っぱをしいて、横になってみます。 広がる空は、... 続きをみる
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魔王を倒すために必要なアイテムがそこにある。 『難攻不落の通り道』と呼ばれる場所の、その先に。 行きがけ、通りすがりの買い物帰りらしき主婦の買い物袋から、オレンジとグレープフルーツがいくつか転がり、勇者はその優しさから、拾うのを手伝った。 主婦いわく、難攻不落の通り道を通れるのは、通り道の番人だけ... 続きをみる
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贈るほどでもない言葉 「ゴシックロリータドレスはふわふわしたのが初心者にも分かりやすかろうが、私の中でふわふわと言えばシュークリームだ。ちなみにシュークリームのシューとゆうのはフランス語でキャベツのことだ」 贈るほどでもない言葉 「工事現場の近くでもないから五十円玉だとさっかくしてしまう、あの落ち... 続きをみる
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小学校六年生の夏休み、敷地の竹やぶに肝試しに遊びに行ったら、刃物を持った中年男に襲われかけた。 助けてくれた謎の男は、俺に「剣術を習いなさい」と静かに言った。 宵闇に、顔はぼんやりとしか印象がない。 ーー ーーーーー・・・ 時は過ぎ、剣道部を辞めた俺は高校二年生。 家の蔵から日本刀を出してから、再... 続きをみる
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「あの時?」 「あら、はぐらかさないで?事故の日よ」 「ん?」 「ロブ、あなた言ったじゃない?『パティ、愛してる』って」 俺は目を見開いた。 パティは続けた。 「きっとマイキーは私達の仲を許してくれるわ」 そして彼女はもう一度、俺にキスをした。 数秒後、 俺は一生、 ロブとして生きることを決意した... 続きをみる
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俺は花束から薔薇の花を一輪崩し摘んだ。 かまわずそれをパティに差し出し、彼女の手のひらに乗せる。 俺は今日、彼女にプロポーズすることを決めていた。 右手にしのばせてあった指輪を、薔薇の花びらで隠しておいた。 手の中の花びらが風に舞い、彼女は指輪に気づいた。 「ロブっ」 彼女は自分から俺にハグをして... 続きをみる
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ーー ーーーーー・・・ 一年がすぎ、ふたりで事故現場に行った。 花束を持って。 俺は、ロブのレシピをなんとなく作れるようになってきた。 パティの前では、ロブのふりをすることを決めて、そして時がたった。 感慨深いその場所で、パティは静かに泣いた。 パティが涙声でささやいた。 「マイキー。私と一緒に泣... 続きをみる
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ポン、と精霊カーネリーが現れた。 「いいの?そんな安請け合いして?」 「しっ」 「え?」とパティ。 「ああ、いや、なんでもない」 どうやらパティには見えていないし、聞こえていないらしい。 ーー ーーーー・・・ 次の日から俺は、料理の勉強をはじめた。 ロブの家に行くと、レシピがあった。 彼が俺とパテ... 続きをみる
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「そんなこと言ったって、もうパティ、美容院から戻って来ちゃうわよっ」 精霊カーネリーが少々怒っている。 「彼の潜在能力とかが発動すると思ったんだよ」 「どーすんのよ?」 「・・・魔法使える?」 カーネリーは冷たい目で俺を見た。 ーー ーーーーー・・・ ディナーの時間。 準備しておいたテーブルに、豪... 続きをみる
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振り分けられた部屋に戻ると、精霊カーネリーは言った。 「あなたがパティに告白せずに死ぬのがイヤなんだ、ですって」 「なんだって?」 コンコン。 ノック音がしてドアが開いてパティが顔をのぞかせた。 「どうしたの?呼んだ?」 「ああ、いや・・・なんでもないよ」 「ねぇ、今日のディナーはどうしましょう?... 続きをみる
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ポン、と音がして肩あたりに透明な羽根を持つ不思議な服装の小さな人型が現れた。 「ハァイ」 「ハァイ」 「あら、理解あるひとでよかった」 「なぁんにも理解してないよ」 「あなたは、マイキーね。私の名前、なんだと思う?」 「ティンク」 「あっはっは。そう言うと思ったぁ~。ヒヒヒヒヒ」 こちらを指差して... 続きをみる
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「ロブ・・・」 「私のために一緒に泣いてくれた優しいひとは、死んでしまったの・・・」 「何を言ってるんだい?」 「信じられないかもしれないけど、多分、即死で苦しみもなかっただろうって」 「ロブは死んだのかっ?」 パティは目をぱちくりさせた。 「何を言ってるの?ロブ」 ロブは両親がすでに他界していて... 続きをみる
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「・・・ん?」 「ロブって精霊が見えるの?」 「うん」 「そう言えばロースクール時代、お前そんなこと言ってたな」 「うん」 《パファー》と間抜けとも思える音が鳴り、フロントガラスいっぱいに光が満ちた。 衝撃音の次に覚えているのは、激痛で目覚めたマイケルという人格だった。 病院。 ベッドに横たわるし... 続きをみる
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「ふたりとも最近どーお?」 「『ぼちぼち』」 「ふぅん・・・ねぇ、ねぇ、帰り、久しぶりにあのバーに寄りましょうよ」 「僕、お酒飲んでるから運転できないよ~。パティは?」 「飲酒運転くらいなんでもないわ」 「僕が運転するよ。実はお酒飲んでない」 「のめないものね~」 ヒャヒャヒャとパティは笑った。 ... 続きをみる
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「お前はどんなんがタイプなんだよ?」 数秒の間。 「君は?」 「パティ」 「ふぅん・・・僕もパティ好きだけどね」 「そうゆう親友だからって意味じゃなくて、女性として、だ」 「うん」 「意味わかってる?」 「アンダースタンド」 「ああ、はいはい」 「いつか告白するの?」 「そうだな。機会があったら、... 続きをみる
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ーー ーーーー・・・数十年後。 「失礼。少し酔いをさましてきます」 俺、マイケルは仕事相手になるかもしれない連中にいやけがさして、バルコニーに向かった。 華々しい音楽と虫の鳴き声がわずかに聞こえる、バルコニー。 そこに、グラスを持った体の大きな黒人がいた。 明かりと暗がりのところにいるその黒人の側... 続きをみる
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俺とパティは幼馴染みで、 小さい頃俺は泣き虫だった。 そんな俺をかばってしまった彼女まで、 いじめられそうになった時。 ふたりでしゃがみこんで、 囲まれた影におびえて。 その影よりいっそう大きな影が 自分にかぶると、 いじめっこは走って逃げて行った。 むずかしそうな顔をしている 体の大きなその男の... 続きをみる
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「あった、あった、あったよ~っ」 魔法の森の中、葉の群集する場所に、その植物を見つけ、食料調達係の妖精が、他の妖精を呼んだ。 そっちかすぐ行く~、と、少し離れた場所から仲間の声がする。 声をかけて集まった食料調達係たちは、葉のかげに隠れた、『蜜壺草:みつつぼそう』を見つけて、ハイタッチをした。 蜜... 続きをみる
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森に迷い、話し声の気配に近づく。 茂みは拓かれていて、 クロスまでしかれたテーブルに椅子。 紅茶とブランデーと茶菓子とチョコ滝。 席には背中に白い翼を持つ者たち。 ひとりが立ち上がり、 ヴァイオリンを弾きはじめる。 どうやら秘密のお茶会に でくわしたようだ。 天使と目が合いそうな気がした時、 夢か... 続きをみる
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書斎をついで、 落ち着いても来ていたし、 本棚を見渡してみた。 適当にみつくろった本を デスクにつむ。 形見分けは書斎と羽根ペン。 魔法のかかったそれは、 時折ムカつくことを 自分の意思で 書き留めたりする。 この書斎に住んでいるはずの 作家妖精の姿は見えない。 体が物質ではないのかもしれない。 ... 続きをみる
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酒に酔って船から落ち、 海流に流されて 気がついたら、 洞窟につながる砂浜に倒れていた。 可憐な歌声がするので、 洞窟の奥に進んでみると、 おそろしいほど澄んだ大きな水溜まり。 脈が透った魚の尾が水面を叩いた。 足元に上半身を見せたそれは、人魚。 濡れた髪の毛をかきあげ、 少しほほえむ。 「言葉通... 続きをみる
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星草:スターストロー。 干し草に混ざった希少なスターストローを食べて、ユニコーンたちが喋りだす。 「やっぱ、うめぇなぁ」 「貴重、貴重」 「なんだって!?」 「どうした、地獄耳さん?」 「重要なことがふたつ聞こえた」 「ほう、なんだろう。 話してくれたまえ」 「明日は黄色いニンジンと紫ニンジン。... 続きをみる
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学校の音楽室。 アワはひとり、ヴァイオリンを弾いている。 そこに、手のりサイズのコアラみたいな小悪魔コアガがやって来る。 次元がゆがみ、そこから巻き角を頭に持った美少女が現れる。 「ここかぁ~♪」 アワの腕前に、聞き入りはじめた美少女は、背中の羽根を広げた。 コアガの耳の羽は悪魔のものだが、美しく... 続きをみる
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「そう言えば一人娘・・・」 きょとんとしていた女は 少し目を見開くと、 複雑そうに 顔を伏せた。 「そうです・・・」 「俺は呉服屋の後継ぎです」 「私も、実は家の後継ぎなのです」 ドン、と一番最後の 大きな花火が上がった音の余韻。 ふたりは線香花火の 橙色の火花を見つめている。 「... 続きをみる
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プロポーズをしたいから、その場に居合わせてくれと兄に言われたので、レアンをピクニックに誘った。 それはそれは冴えた青空に、涼しげに流れていく雲、風は肌に心地よく、レアンの手作りお弁当は心底美味しい。 そんな中、緊張しているのか兄はむっつりしてる気がする。 なんとかレアンに話しかけて時間をとっている... 続きをみる
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敷地内の庭にゴツゴツした白い岩田があって、そこに兄こと新米魔法使いのオフィリスアと幼馴染み美女レアンが、秘密基地だけど立派になってきたから見せてあげると、庭を案内された。 植物のツタが張る橋を渡り、目的地にあったのは、枝垂れ梅。 「すごーい、なにこれ?」 「「しだれうめ」」 兄が、君の生まれた日に... 続きをみる
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分厚い海老茶色の本を開いて、そこに水差しで綺麗な水をやる。すると本の花が咲いた。花はぶるぶるとふるえ、余分な水滴をあたりに散らした。 ほ~、とお弁当を届けに来ていた妹が、関心する。 魔法使いの新米である俺は、成功したかもしれない、とぼやく。 本の中から花をすくいつむと、水の花は弾けてしまった。 ん... 続きをみる
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魔法使いの兄がはなれに住んでから、妹である私は時々お弁当を届けに行く。 うららかな気候な里であるが、その場所は別段太陽の光のあたりかたが優しい気がする場所だ。 兄はほうっておくと、家の軒先にはえるキノコを虫メガネで観察して「食べれるかもしれない」と言い出すので、私がお弁当を届けることになる。 北陸... 続きをみる
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ウィーザードボード。 直訳すると魔法使いの板。 基本的に空中を飛ぶために使用されるものだが、みなそこまで割れて切り立った海がもとに戻る波に乗るのは、魔法使いと言えど珍しかろう。 その先は飛沫で白く見え、うねる青は濃淡を持って崩れていく。飲み込まれれば、そのまま海に食われてしまう。 そんな危険な場面... 続きをみる
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霊峰キャトフルから わずか採れる幻の宝石、 キャトフル・キャトエル。 その幻の宝石が 『可愛く美しい』という話を聞いて、 とある夫婦が、 生まれたばかりの自分の娘に、 キャトフル・キャトエルとゆう 名前をつけて 孤児院にあずけました。 金髪の赤子 キャトフル・キャトエルは、 やがて美少女に 成長し... 続きをみる
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魔法の森のとある場所に、 妖精がたどりつきました。 「黄色い丘だぁ~」 丘一面に、たんぽぽが咲いています。 食料調達係の妖精は、 たんぽぽを色んな方向から見たり、 匂いをかいだりしてみます。 「こりゃ、食べれるものだな」 葉っぱをサラダやおひたしに。 黄色い花は、洗って食用飾りに。 新しい味に、み... 続きをみる
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猫を拝む街ヴィヴィアンの、帽子屋。 そこに黒猫が一匹、 開いている玄関口から店へ通り抜けた。 対応したのは 店員の妖精。 黒猫が言った。 「注文の品を取りに来た」 「うかがってる、スよ~。 お金は先にもらっています~」 注文の品は、小さな三角帽子。 先が少しひしゃげていて、 つばの部分には切り込... 続きをみる
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大きなゴシック調の鳥かごの中に 亜天使が閉じ込められている。 背中の羽根もその年端もまだ 未熟な女の子だ。 怪盗花猫二世は、 狩りのついでに亜天使を助けた。 亜天使のほほにキスをして、 「もう大丈夫」 とほほえむと八重歯が見えた。 盗みに入った邸を出て少しして、 休憩に入る。 カフェ・ぐりにゃの ... 続きをみる
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キャトフル・キャトエルと言えば、職人ドワーフか怪盗花猫のことだと思いがちだと言われた。 一寸法師のような身丈くらいか。 それより少し大きいような気もするが。 『妖精小人』のキャトフル・キャトエルは、真空番龍と言って、透明なキューブに龍を刻む。 キューブの、中に、だ。 一説に妖精小人の針の先が赤く光... 続きをみる
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「なんだこりゃ?」 とある妖精が魔法の森でひろったのは 不思議なえだ。 あまりにも不思議な気がしたので、 妖精の里に持って帰りました。 そこにいたのは魔法使いで、 どうやら不思議なえだは、 魔法使いの落とし物。 返してくれたら お礼をする と 言われ、しぶしぶ渡します。 魔法使いの手元で、 えだは... 続きをみる
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鯉は空を駆ける龍に、恋をしました。 きっと想いを伝えるんだ、と。 シュッセという名前のその鯉は、 滝を昇りきりご褒美に龍になりました。 やがて結婚をしたシュッセの、 その努力のさまを、 絵師たちが描いているのだとさ。 その絵のことを、 シュッセゴイ、と呼ぶのだそうだ。 ー魔法の森の住人よりー
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闇の中、小人がひとり、舞い終った。 桜色の光の魔方陣が、 沸き立つように金色に変わった。 おもむろに目を開いた小人の背中、 そこには透明な羽根。 「妖精になれたんだ・・・」 妖精になった小人がそう言うと、 空中にただよっている 桜色と金色の光のつぶが輝いて消えた。 「綺麗・・・」 そうつぶやいた瞬... 続きをみる
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おはよ~。 キノコの家の妖精です。 なかなか大ぶりなキノコ群住宅地にて。 屋根は水玉模様で、 そのひとつが、 水玉模様をくりぬいた円い窓。 窓を開けて、 光を浴びて朝の香りを吸い込む。 幸先よさそうだ。 朝ごはんに、ふかふかなパンと小人牛さんの新鮮なミルク、つんでおいた赤い莓のサラダを食べた。 役... 続きをみる