白魔女さつきの宴のレシピ

ファンタジックなものをおもに投稿したいと思っています。西洋風か和風のファンタジーどちらにしようか迷ったのですが、もしかしたら両方を投稿します。

魔法の国の妖精の里【水玉模様のキノコの家】

おはよ~。

キノコの家の妖精です。


なかなか大ぶりなキノコ群住宅地にて。


屋根は水玉模様で、

そのひとつが、

水玉模様をくりぬいた円い窓。


窓を開けて、

光を浴びて朝の香りを吸い込む。


幸先よさそうだ。


朝ごはんに、ふかふかなパンと小人牛さんの新鮮なミルク、つんでおいた赤い莓のサラダを食べた。


役割は食料調達。


今日は小人牛さんに普段のお礼をするために、彼らの大好物、伝説の珍しい花、シュアザローナを探しに出た。


川のほとりに、シュアザローナを発見。


背中の羽根の具合を確かめて、羽ばたく。


ピンクと白のシュアザローナ、ピンクは小人牛さんたち好みで、白は妖精好み味。

担当に別れて、ピンクと白の両方を仲間たちと一緒につんで、集める。


棒アメをほおばって、休憩。


お届け物係りにピンクのシュアザローナを託したら夕方前、今日の仕事は案外と早めに終わり。


夕飯は妻が作ってくれた豆のスープ、白いシュアザローナの炒め物、シュアザローナの若いくきのおひたし、ふかふかなパン、シトラスゼリー。


少し雰囲気を味わいたくて、窓を開けて夜空にろうそくをかざす。


するとろうそくに光がともって、他のろうそくに移すと部屋がキラキラと綺麗。


ディナーを楽しみ、お腹がいっぱいになるとくちかずが少なくなってくる。


眠いからだ。


ろうそくの火を吹き消して、ベッドに横になる。


もうまぶたが重たいよ。



おやすみ~。



「おやすみ~」




ー☆ー