ポン、と精霊カーネリーが現れた。 「いいの?そんな安請け合いして?」 「しっ」 「え?」とパティ。 「ああ、いや、なんでもない」 どうやらパティには見えていないし、聞こえていないらしい。 ーー ーーーー・・・ 次の日から俺は、料理の勉強をはじめた。 ロブの家に行くと、レシピがあった。 彼が俺とパテ... 続きをみる
料理のブログ記事
料理(ムラゴンブログ全体)-
-
振り分けられた部屋に戻ると、精霊カーネリーは言った。 「あなたがパティに告白せずに死ぬのがイヤなんだ、ですって」 「なんだって?」 コンコン。 ノック音がしてドアが開いてパティが顔をのぞかせた。 「どうしたの?呼んだ?」 「ああ、いや・・・なんでもないよ」 「ねぇ、今日のディナーはどうしましょう?... 続きをみる
-
敷地内の庭にゴツゴツした白い岩田があって、そこに兄こと新米魔法使いのオフィリスアと幼馴染み美女レアンが、秘密基地だけど立派になってきたから見せてあげると、庭を案内された。 植物のツタが張る橋を渡り、目的地にあったのは、枝垂れ梅。 「すごーい、なにこれ?」 「「しだれうめ」」 兄が、君の生まれた日に... 続きをみる
-
魔法の森のとある場所に、 妖精がたどりつきました。 「黄色い丘だぁ~」 丘一面に、たんぽぽが咲いています。 食料調達係の妖精は、 たんぽぽを色んな方向から見たり、 匂いをかいだりしてみます。 「こりゃ、食べれるものだな」 葉っぱをサラダやおひたしに。 黄色い花は、洗って食用飾りに。 新しい味に、み... 続きをみる