「なんだって!?虹色の花?」 妖精図書館の中、空想屋係フセンが驚いて椅子から立ち上がります。 「蝶の羽根のビタが見つけた、って」 「さっそくスケッチの用意だっ。知らせてくれてありがとうっ」 「いいって。今、食べれるかどうか食料調達係の調べ入って、多分ルーアンも現場に・・・ああ、もういない・・・」 ... 続きをみる
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大きな水門の 門番になることになった 弟のために、 弁当を持参する女がいた。 水門の持ち主の息子は、 優しく賢く働き者の美男子。 その美男子がみそめたのが、 水門の番人 ラリック・リリーズの姉だ。 ふたりは惹かれあい、 やがて結婚することになった。 ただひとつ、 問題があった。 水門の番人は、 占... 続きをみる
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「あれ?あのこの羽根、なに?」 「ああ、ビタだよ」 「蝶の羽根?」 「そう、蝶の羽根のビタ。お届け物係」 「ほ~・・・なかなか可愛いね」 「あっ。ルーアンもいる」 「ルーアン?あの美女?どこ?」 「最近、ビタとルーアン、仲良し」 「あ。空想屋係のフセンだ・・・髪の毛、短くなってる~」 「さぁ、仕事... 続きをみる
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俺とパティは幼馴染みで、 小さい頃俺は泣き虫だった。 そんな俺をかばってしまった彼女まで、 いじめられそうになった時。 ふたりでしゃがみこんで、 囲まれた影におびえて。 その影よりいっそう大きな影が 自分にかぶると、 いじめっこは走って逃げて行った。 むずかしそうな顔をしている 体の大きなその男の... 続きをみる
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